12月12日(木)
本日は定休日です。 みな〇水産さんもお休みです。 明日からの週末は、通常営業の予定です。 今朝は久しぶりにフクを静内築港の浜に 連れて行きました。 嵐の後ですが、まだまだ波は高い。 いつも歩く砂浜には波が寄せて、あぶなかったです。 高いところを歩きました。 フク爆走 なんだか、魚の産廃をまた浜に捨てた人がいて (たぶんトラックで下ろして行く) そこにフクが体をなすりつけて、 猛烈に磯臭い犬になってしまいました。 しょっぱい。 しばらく、車には乗せられない。 今日は、日高は雪が降らないみたいですが 風は強いですね~ 外の薪が乾いたら、すこし中に運び入れないと。 寒いのです。 ところで。 お話かわって。 「戦争が廊下の奥に立ってゐた」 という俳句があります。 作者は渡邊白泉(1913年3月24日 - 1969年1月30日) 以前、この句を目にしたときは本当にびっくりしました。 たった17文字で、その背景が深すぎる。 すでに、私達はこういう過去を経験している。 歴史を学んで、本を読んで、過去に何があって 今何が起きているのか、日本国内のことだけでなく 周りの国々の歴史も含めて、 昔の人が経験したことを知る。 大事だと思うのです。 やみくもに怖がるのではなく、 歴史を知ることで これから私達がどうなるのか、過去が教えてくれる。 とりあえず 半藤一利氏の「昭和史 上・下」が 口語体で読みやすいですよ。 「皆様ご存知の石原莞爾が」と言う感じで まったく判らない人には不親切なところもありますが そこは、読み流しても、全体にどういう流れだったのかは ざっくり掴めると思います。 おすすめです。 上記の一句は、 渡邊さんが何かの集会に参加した時に その会場の廊下の奥に、憲兵がじっと立っている様子を 描写したものだとテレビ番組で言っていました。 渡邊白泉の他の作品についての解説を こちらのサイトで丁寧にされていたので貼ります。 昨日の、朝日新聞の天声人語で この句を取り上げていたので、ちょっと私も触れてみました。
by eniwasorati
| 2013-12-12 10:47
| ねこや日記
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Comments(2)
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ムライ
at 2013-12-12 11:56
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私もこの俳句を初めて見たとき、このシンとした恐怖に驚きました。 渡辺さんは、「'40治安維持法違反の嫌疑により検挙、のち起訴猶予となる。以後、執筆禁止を言い渡され」たそうです(1970年、京大俳句事件に連座)。http://www6.plala.or.jp/guti/cemetery/PERSON/W/watanabe_ha.html
そういう時代が再び来ませんように…
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eniwasorati at 2013-12-12 22:50
ムライさん、俳句読んだだけで逮捕はひどいですよね。
まあ、俳句読んだだけでもないんだけど。 今、政府の一連の動きに危機感を覚える人も多いんだけど 太平洋戦争だって、いきなり真珠湾攻撃になったわけではなくて 日清日露辺りから、満州事変になって 日本陸軍内のクーデターとかもあって 誰も止められなくなってきて …何十年もかかっての破局なわけです。 その時だって、国民全部が戦争バンザイって言ってたわけでも なかったですよね。反対した人もたくさんいた。 今すぐじゃない。 でも、いつか来る過去の再現。 歴史を知ることは大事です。
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