「山本五十六」見て来ました

今日は定休日でした。

午前中は忙しかった!
絵を描く頼まれ仕事があって、それをなんとか
仕上げて、頼んでくれた方のところへ持って行き、
そのまま定期通院。

病院はすぐに終わったので、
大黒座で映画を見る事ができました。
木曜日だけ朝10時の回があるのです。

ぱんぱかぱんで焼きたての胡桃入りベーグルを買って
食べながら見ました。
うまかった。

で、現在上映中の映画は
聯合艦隊司令長官 山本五十六 太平洋戦争70年目の真実」です。
監督は「八日目の蝉」の成島出。

出演陣が豪華です。
役所さんは、茶目っ気と人情と豪胆さを兼ね備えた
山本五十六をよく演じています。

太平洋戦争開戦前、海軍はアメリカと開戦をしたら
負けると自覚していたにも関わらず、
戦争反対を維持できませんでした。

すでに陸軍は支那事変から日中戦争に戦線を発展させ、
日本国民も、不景気が好転する事を期待して
戦争に熱狂していた状況下。
海軍次官山本五十六は開戦に反対し続けていたのですが
いざ開戦が決まると、連合艦隊長官に指名され
真珠湾攻撃を指揮する事となります。

前半は、その過程が史実に基づいて淡々と
描かれていて、日中戦争→太平洋戦争という流れが
語られています。

アメリカとの戦争なんだけど、映画には
戦闘中でも米兵は出てきません。
山本長官が戦っていたのは、海軍軍令部と
国民をアジって戦争へと熱狂させる新聞(マスコミ)でした。

半藤一利氏の「昭和史」を読むと
当時の政府は短い期間に次々と首相を変え、
議会では重大な決定を先送りし、
起こって困る事は「起こらない」として、
国民に受け、支持される事案を優先して、
その場しのぎの政策を打ち出し続けたようです。

すごく、近年の日本の状況に似ている。

今までの戦争映画と違って
戦争初期の日本の民衆の妙な高揚とか余裕が
上手く表現されていて、なかなかいいです。
戦争=耐え忍ぶ国民の被害ってだけでなく、
踊らされ、突っ走って行った民衆の姿もあったわけで。

みんながいきなり国民服やモンペ姿でないのも
リアルでいい。

「山本五十六」上映は6月22日(金)までです。
ぜひご覧下さい。
そして、23日(土)からは
アカデミー賞総なめ、「アーティスト」ですよ!
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by eniwasorati | 2012-06-14 21:32 | 大黒座情報 | Comments(0)


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