浦河映画祭by浦河高校3年B組

昨日は定休日でした。
月に1回の通院(薬をもらいに行くのです)で掛かりつけの医院に
行ったら、待合室から溢れんばかりの患者さんで満員御礼。
今回は諦めました。

さて、時間が余っちゃったな、と言う事で午後から
大黒座で「氷雪の門」を見る事にしました。
そしたら、ちょうど浦高生による「浦河映画祭」の一環で
当日1200円で見られると言う事でラッキー!
しかも、浦河高校出身の映画監督 田中光敏氏(精霊流し、火天の城など)を
招聘しての開催ということで、映画を見てからのディスカッションにも
思いがけず参加して来ました。
高校生や先生など、20名以上で見る事が出来ました。

「氷雪の門」は1974年に製作された映画で、一度公開されたのですが
当時のソ連大使館からの抗議により上映中止となった作品です。
今回、貴重なフィルムが発見されたために36年ぶりの劇場公開。
そういえば樺太戦については、あまり今まで
取り上げられなかったのは、やはりソ連に対する微妙な配慮があったからなのかな。
樺太、真岡町があんなに都会だったのも知らなかった。
終戦後にソ連の侵攻が苛烈を極め、一般の人々が突然戦闘の真っ只中に
投げ込まれる戦争の恐ろしさをよく表現しています。
映画全般に「戦争は終わったのに、何故」という問いかけがあります。
特に、国境守備部隊がほとんど丸腰状態で、ソ連の戦車隊と真っ向から
対峙するシーンは本当に怖かった…
あと、うさぎが可愛いだけにせつなかった…

さて、上映が終わって16時からの「小さな町の小さな映画館」の観客と
入替わります。昨日の回も10人以上入ってましたよ。
なんか、大黒座が賑やかで嬉しい。

文化会館ミニシアターに場所を移して、田中監督と高校生の
ディスカッションとなりました。
今回の映画祭が学校側の催しではなく、3年生各クラスが「浦河町への提言」という
企画運営の一環としてそれぞれ活動。
これは3年B組の生徒が企画し実行したものだと、この時点で
初めて知りました。びっくり!
本来は引っ込み思案な浦高の生徒さん達がディスカッションでも積極的に発言していて
なんか、すごいなあ、としみじみ思いました。

田中監督の「外に出ても心にはいつも浦河の風景があって、作品にもそれが
現れる」というお話で、先日亡くなった同級生のアニメ監督 飯田馬之介君の事が
思い浮かびましたよ。
学校帰りの陸橋から眺める夕陽は、昔も今も浦高生の心に残ってますよね。
新作映画の秘密の話もちらっと出て、楽しかったです。
ホントに、思いがけずに映像世界第一線の方のお話まで聞けて、
浦高3年B組の皆さん、どうもありがとう。
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by eniwasorati | 2011-02-18 09:34 | 大黒座情報 | Comments(4)
Commented by bgdogdog at 2011-02-18 09:45
年末に新聞にも大きく飯田さんの訃報の記事が載っていたのですが、ねこやさんが「同級生」って書いてあるのを見て・・・・年齢が分かった次第で(笑)夫と「いくつなんだろ~~」って話ししていたので・・・・・
亡くなられると年齢出ちゃうから ムフフです。
Commented by トロ猫の手先 at 2011-02-18 23:00 x
陸橋からの夕日も懐かしいですし、
日赤から小さな橋を渡って陸橋の下をくぐり抜けていく道とか
堺町の一中ストアの近くとか
向別の橋とか
すごく懐かしいです。

物語を作りたくなる町ですょね
Commented by eniwasorati at 2011-02-19 20:18
bgdogdogさん、そうなんですよ49歳。
若いよね~。いくつならいいって事ではないけれども
50前に亡くなるのはもったいなさすぎるよね…
まだまだ仕事したかっただろうと思うし、描きたい事もあっただろうな、と
今回、田中監督の話を聞いていて、しみじみ思ったのでした。
Commented by eniwasorati at 2011-02-19 20:22
トロ猫の手先さん、今回のディスカッションで監督が質問した
「浦河のいいところ」を高校生たちが答えていたんだけど
やっぱり「風景がいい」が多かったかな。「食べ物が美味い」もあったけど。
監督が「陸橋から見る夕陽」を言うと、現役高校生がうんうんと頷いて、
ずっと変らない風景なんだな、と思いましたよ。
一中ストアさんの裏の辺りは風景激変。びっくりするぞ!


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